REPORTS

第32回TSK mtg…建築部会が始動!

8月23日、君津市地域交流センターにおいて第1回目の建築部会のミーティングが行われました。


現時点での問題点や、今後どのような取り組みをしていくことでそれぞれの事業が発展していくか、遠慮なく活発な意見交換が行われました。

 

今後の活動が楽しみです!

 

(理事長 鈴木明夫)

 

【建築部会第一回会議】

出席者13名

現在の悩み事等

以前は電話待ちだった
顧客単価が少なくなっている◯十条さん
一人でやってるので、自分でやれる限られた範囲でやっている
引き渡しが終わらないと現金がもらえない
ゼネコンの仕事を組合で割り当ててもらっている
チラシを作っても一人なので配れない
中小企業は顧客が寄ってこない、展示場に行ってしまう
いつ倒産するかわからないという不安が顧客にある
行ってもお客様が出てこない
OB客を基本にしている
普段の付き合いの中で大したことをやってない
地元の仕事すらできない業者が、外でやろうとしてる
ある程度まで行ったとしても、その先にはゼネコンがいる
テレビ、ラジオ、ネット・・・電話から、情報伝達の方法が変わってきている
若い人は毒ガス住宅であっても住みたい、それをひっくり返すことが難しい

改善策のヒント案

エンドユーザーの仕事をメインにしようと動き出したら魅力的
みんなで協力しあって共通のチラシを巻く
最初は信用を得るところから
体と同じで家も、大丈夫ですか?医者と同じような
樋清掃から始めて、新築へ
同級生・親戚・近隣
砂の中のだいやもんどを探してるようなもの

実行して行くことが大事
自然の木が、日本には一番合っている。それをみんなに知ってもらわなければならない
大手住宅メーカーのやっていないことを、やっているということをどのようにPRしていくかが重要
畳を紹介しても「畳は使わないからいいよ」ならば、畳を使ってどのように綺麗になるのかをPR
みんなが持っている商売道具を、見える形にしてPRしていく
展示会をやって、100人来たとしても、自分の意見に賛同してくれるお客様だけを追って行く
大手の顧客を奪うのではない、大手と同じような工法でいっても、勝てない

昔の大工さんが、うちの家はこうだと押し付けてきてしまった。工務店に頼んでも、思い通りの家が建たないという考え方が浸透してしまっている
例えば「住友そっくりさん」の営業マンはタカラのショールームスタッフだった。キッチン・水周りの話を奥さんとして、盛り上がって営業をとってきた
営業はお客様が基本。押し付けではなく。
国産材のみを使ったティンバーフレーム工法は100年持つが、100年住む人はいない、100年を意識できる人がいない。10年・20年ぐらいをスパンとしてハウスメーカーの綺麗な家を選ぶ
自分のイメージが先入観としてはいってきてしまっているので話としては自然素材がいいということはわかっても、住宅展示場に行ってしまう
100人の中で1人、だったら10000人なら100人いる。分母を増やすことも重要

キャッチフレーズ。畳がいいのだということ、和室が使いやすいということをアピール。でも、それを選ぶのはお客様
ネット社会は、文字を読まない。ならば、写真
畳のスナップで、芸能人が快適そうに寝っ転がっているものを使用した方が早い
畳に家具を置くと、へっこんでしまうだったら、洋間の方がいいよねと考えてしまうのが、現在の社会
いい設計屋を探す。デザイン・インテリア。でも、設計屋は自分のイメージで描いてしまう
「最初からショールームに行ってはいけない」と教えている。自分の生活の中で、どうしたいかというイメージを持ってからショールームへ

田舎で家を建てても、息子が東京に出ちゃうと、帰ってこない
なぜホテルのようなものを建てなかったか…。家を建てても、息子がいなくなったら二人になってしまう。ホテルだったら、介護に転用できる

魅力があるだけではだめ。
例えばトイレがキレイだとうれしいが、キレイなのが当たり前。それがデパートに引き寄せるものとはならない。
一目瞭然で、外から見た時に、パッと見てわかって、欲しいと思わせるものが必要
中古住宅に対する考え方。中古住宅を買って、リフォームして、自分のイメージの家を作るという考え方
周りでみんながやってることではなく、やってないことをやっていこう
大手が内容がいい理由は、自分のところで仕事を作っている

子育て世代の間取り、子育て終わった間取りは違う
マンションの中で、全部同じ間取りではなく、違う間取りにして
リフォームをするのではなく、違う部屋に引っ越すという考え方
学校を老人ホームに変えられるような設計をしている
エアコンが苦手な世代。家の中で、すべてを高機密高断熱にするのではなく、一部屋は昔ながらの部屋にしておくとか

建築とは受注産業。どのように営業をやっていくか
長生で古民家の再生をしているということを広報に載せてもらう
消費税が上がるまでに、自分のことを認知してもらう

同じような業種だけで集まっても、いい意見は広まらないかも
最終的には一般の人の意見が重要。一般の人たちとの交流も重要
なんとなくいいねと言われるのが一番いい。あの人たち、なんとなくいいねと仕事を頼まれるというのがいい
チラシ配布は、ポスティングの人を1枚2円で配ってもらうのも手段。でも、みんなで配ってみるのも、いいかも

企画提案

「総合請負業」、全体的にみんなで営業をしましょうよ
あまりない業種をするのがいい

仕事をみんなでとりたい! 下請けのみんなと協力していきたい。その代わり、受注したらみんなで分ける

例えば畳屋さんは畳しかできない。でも、仲間にいろんな業種がいれば、建築だけでなくゆりかごから墓場までできる

産婦人科から、料理屋・墓場のクリーニングまで
墓場のトエムさんも、営業ということは同じなので、参加したかった

「樋の掃除」
お客様の家に入らせてもらうことが必要
年間の保守点検。年間2000円・5000円
2000円だったら、樋の掃除をしてほしいという人がいるかも
屋根に上れば、廻りがよく見える。漆喰が取れてたり、瓦がずれてたり…。
お客様との会話から、リフォーム等
電話を受けて、それをみんなで分担する
それで、仕事が早い、安いとなれば、お客様はどんどん集まる

今後の課題

みんなが共通の夢を持っていくような会にしたい
櫛田さんに、勉強会を開いてもらいたい
何が売りなのかを明確にして、それを語れるように
人が成功している姿・努力をしている姿を見ることも必要
1ヶ月に2回くらいの勉強会を

 

(記録 伊島一欽)

ページ上部へ戻る